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コレクション21.時を超えるインチーゾのリング

師走らしい寒さが訪れていますが、
東京の街はイルミネーションの幻想的な光に満ちて
とても華やかな季節を迎えています。

今日はイタリア・ルネサンスの様式美を宿す
"インチーゾ"のリングコレクションを
ご紹介しましょう。
どんな装いの時にも手もとをエレガントに飾る
ベーシックなリングたちです。
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右側のリングは、以前にも
センターがホワイトダイヤモンドの
お色違いをご紹介したことがあります。
(こちらの記事です↓)
コレクション13.丸いモチーフのジュエリー

今回は深紅のルビーが、パッと目に飛びこむように印象的で、
まったく違うデザインに感じられるのではないでしょうか。
女性らしい甘やかさが香り立つようです。

ルビーを取り巻く光輪のような、
ホワイトゴールドの細工が秀逸です。
シャープな深い彫りによって、
石がはめられているかのように
まぶしい光がキラキラと照り返しています。

リングのボディ全体は、職人の手による
細やかなインチーゾ(筋彫り)で仕上げられています。
ポイントには可憐な唐草模様の彫りがほどこされ、
サイドに2石留められたブリリアントカットの
ダイヤモンドも贅沢なアクセントです。

左の2本のリングもインチーゾが魅力のシリーズです。
手前のリングはゴールドのコンビネーションカラーが
特に際立ち、精密な細工で縁取られています。

リングの甲にやんわりと樽型のふくらみをもたせた、
曲線的なフォルムは、職人の手仕事の賜物といえます。
インチーゾのシルキーな輝きが、指の動きに合わせて
表面をさざ波のように移ろっていく様子は、
見る人の心までも豊かにしてくれます。

こうしたバンドタイプの意匠はイタリアでは古くからあり、
このシリーズは創業者マリオの時代から愛されてきました。
21世紀の現在でも、洗練と気品を兼ね備え、
いぜんとして古めかしさを感じさせません。

「変わらない」ということの価値を大切にする姿勢。
隅々に至る繊細な配慮、惜しみない仕事ぶりこそが、
フェデリーコ・ブチェラッティらしさです。

時を超える美しさをまとったものだからこそ、
さらに世代を超えて、末永く輝き続けることでしょう。