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クローズアップ17. レッタンゴラーレ(長方形)のリング

大きめの長方形モチーフに細い腕のついた
クラシックタイプのリングは、
置かれた状態のシルエットとして見ますと、
やや個性的に感じられるかもしれません。
しかし実際にお着けいただくと、指におさまりよく、
とても端正な印象を与えてくれます。

こちらのリングでは、まずセンターにあしらわれた
ルビーの美しさに魅了されることでしょう。
長方形というソリッドなフォルムの中で、
ルビーの女性らしい甘やかな色調が際立ちます。

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ルビーの周囲にはブリリアントカットの大粒のダイヤモンドが
8石並べられています。

小粒のダイヤモンドもたくさん散りばめられていますが、
その中に、ホワイトゴールドの小さなボールが
ポイントとしてあしらわれているのを、
ご覧いただけるでしょうか。
異なる素材の輝きが、複雑な陰影をもたらしています。

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側面から見ますと、ボールも際立って見え、
腕部分のホワイトゴールドの細工とも、
カラーがさりげなくリンクしていることがわかります。
また、側面にはシルクサテンのような極細の線のインチーゾ
さらに最下部には、スグーチェと呼ばれる深い線彫りが
施されていて、まさに彫金による光と影の競演、といった
見ごたえのある素晴らしい眺めです。

ダイヤモンド周りの金細工による曲線や、
四隅の流麗な彫刻もとてもエレガントで、
豪華な中にも優しい繊細さが漂います。

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裏側からも、美しい仕上げをご覧いただけます。

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ベゼル(トップ)のスペースが広いからこそ、
金細工のクラフツマンシップを、
存分に楽しむことができるリングです。
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こちらもまた、ルネサンス様式からの意匠をベースに、
フェデリーコ・ブチェラッティの美意識と技により、
時空を超えて新たに再構築されたデザインのひとつです。