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クローズアップ11. ピンクコーラルのカクテルリング

今回のクローズアップでは、ふんわりとした淡いピンクのコーラル(珊瑚)
で仕立て上げた、華麗なカクテルリングをご紹介いたします。

真珠と同じように有機質であるコーラルは、 ナチュラルな優しい質感が魅力で、
特にこのような淡いピンクカラーは、 ヨーロッパでは"エンジェルスキン"
とも呼ばれ、稀少価値が高いものです。
フェデリーコ・ブチェラッティではこの素材を好んでよく採用しますが、
繊細な金細工や植物モチーフとの相性も良く、 甘美な女性らしさを
醸し出してくれます。
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クローズアップして見ていただくと、石留めの部分に、丁寧に葉の彫刻が
施されているのがおわかりになるでしょうか。
すべて微妙に形が異なっていて、 これだけでも相当な技と時間を
要したことがうかがわれます。

また、五弁の花型に留められたサファイアが、贅沢に一周あしらわれ、
甘さを引き締めて気品を添えています。
上から見るとロイヤルブルーのレースの縁取りのようでもあり、
高貴な美しさを放っています。
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最も素晴らしいのは、リング全体にほどこされた 金細工の表現です。
重なりあう葉には深い彫りがほどこされています。
その巧みな技によって複雑な面が生み出され、 まさに職人技による
繊細かつ大胆な輝きがもたらされています。
所々に輝くホワイトゴールドの茎がアクセントになっています。

リングのアームから石留めに至るまで、まるで燃え上がる炎のような
流麗なフォルムに仕上げられ、フェデリーコ・ブチェラッティの
「ひとつの芸術作品として作り上げる」技量を見ていただけると思います。

このようなカクテルリングは伝統的に、カクテルパーティーのような
優雅な宴席で、クリスタルのグラスを支える指先に映えるように、
大ぶりのカラフルな宝石を使って作られてきました。

しかし優しいピンクのコーラルは肌になじむ色ですので、
大きくても目立ち過ぎることはありません。
かなりボリュームはありますが、サイドの幅が抑えられて着け心地も良く、
洗練されたシルエットです。

気負うことなく、遊び心を持って、ちょっとしたお出かけの際にも、
お着けいただくことができる素敵なリングです。