TOPICS

コレクション21.時を超えるインチーゾのリング

師走らしい寒さが訪れていますが、
東京の街はイルミネーションの幻想的な光に満ちて
とても華やかな季節を迎えています。

今日はイタリア・ルネサンスの様式美を宿す
"インチーゾ"のリングコレクションを
ご紹介しましょう。
どんな装いの時にも手もとをエレガントに飾る
ベーシックなリングたちです。
190828_fb113645.jpg
右側のリングは、以前にも
センターがホワイトダイヤモンドの
お色違いをご紹介したことがあります。
(こちらの記事です↓)
コレクション13.丸いモチーフのジュエリー

今回は深紅のルビーが、パッと目に飛びこむように印象的で、
まったく違うデザインに感じられるのではないでしょうか。
女性らしい甘やかさが香り立つようです。

ルビーを取り巻く光輪のような、
ホワイトゴールドの細工が秀逸です。
シャープな深い彫りによって、
石がはめられているかのように
まぶしい光がキラキラと照り返しています。

リングのボディ全体は、職人の手による
細やかなインチーゾ(筋彫り)で仕上げられています。
ポイントには可憐な唐草模様の彫りがほどこされ、
サイドに2石留められたブリリアントカットの
ダイヤモンドも贅沢なアクセントです。

左の2本のリングもインチーゾが魅力のシリーズです。
手前のリングはゴールドのコンビネーションカラーが
特に際立ち、精密な細工で縁取られています。

リングの甲にやんわりと樽型のふくらみをもたせた、
曲線的なフォルムは、職人の手仕事の賜物といえます。
インチーゾのシルキーな輝きが、指の動きに合わせて
表面をさざ波のように移ろっていく様子は、
見る人の心までも豊かにしてくれます。

こうしたバンドタイプの意匠はイタリアでは古くからあり、
このシリーズは創業者マリオの時代から愛されてきました。
21世紀の現在でも、洗練と気品を兼ね備え、
いぜんとして古めかしさを感じさせません。

「変わらない」ということの価値を大切にする姿勢。
隅々に至る繊細な配慮、惜しみない仕事ぶりこそが、
フェデリーコ・ブチェラッティらしさです。

時を超える美しさをまとったものだからこそ、
さらに世代を超えて、末永く輝き続けることでしょう。

ミニリーフレットをご希望される方へ【お申込みページ】

<<こちらをクリックし、お申込みください。>>cover R.JPG

最新のミニリーフレットを、ご希望の方にプレゼントいたします。

1919年、ブチェラッティの名が
ジュエリーブランドとして産声を上げてから、
フェデリーコ・ブチェラッティは
熟練した職人によるハンドメイドに愚直にこだわり続けています。

手づくりだからこそできる、多彩で多種多様なアイテムは、
オーナーであるファミリーでさえも、その数を正確には把握しきれないほどです。

今回のミニリーフレットでは、数多くあるアイテムの中から、
デイリーにも着けやすく、アイコニックなものを中心にご紹介しています。

最高級でもシック、目を奪う存在感がありながら上品でエレガントなフェデリーコ・ブチェラッティの
ジュエリーの数々をお愉しみ頂ければ幸いです。

株式会社髙會堂六本木

大丸心斎橋店本館8階に、コーナーがオープンいたしました。

髙會堂六本木店と同じく、イタリア・ローマ本店の
イメージを再現した優雅なスペースの中で、
落ち着いてジュエリーをご覧いただくことができます。
ご来店をお待ち申し上げております。

大丸心斎橋店本館8階
大阪市中央区心斎橋1-7-1
TEL:(06)4968-5665(直通)
営業時間:10:00~20:30

コレクション20.ベーシックに装う

特別なことがない日や
リラックスして過ごしたい日にも、
シンプルなゴールドジュエリーをさり気なく着けて、
颯爽と装うのがイタリア流。

技巧を凝らした金細工が魅力の
フェデリーコ・ブチェラッティでも
日常の着こなしをランクアップさせる
ベーシックなアイテムを数々ご用意しています。

特に「出番が多い」とご好評いただきますのが、
こちらのフープタイプのピアスや、
小ぶりのペンダントトップコレクションです。
190828_fb113677WEB.jpg
華奢なフープピアスの表面は、
熟練のクラフツマンシップによる仕上げで、
ハーフマットな独特の艶感とシックな輝きが魅力。
軽やかでいたいけど、ちょっと華やかさもほしい、
という時に頼れるマストアイテムになることでしょう。

着用時には、少しひねるようにポスト部分を引き出し、
細いパイプ状の本体に先端を納めるようにします。
着けた時に、どこから見てもすっきりと映えるよう
考えられた仕組みです。

直径が43mm と27mm の2サイズご用意があり、
ホワイトゴールドでもオーダーいただけます。

また、丁寧なインチーゾの細工を施した
小さなハートのペンダントトップも、
手仕事の温もりが感じられるアイテム。
一見、何気ないようでいて、
動いた時に絶妙なきらめきを放ち、
小さくとも印象が際立ちます。
時と共に愛着が増すような優しい佇まいです。
やや長めの、50~60㎝程のチェーンに通して、
エレガントに着けていただくのもおしゃれです。

オンとオフ、どちらのスタイルにも
上質な空気感を纏わせる
フェデリーコ・ブチェラッティの
ベーシックジュエリー。

代々受け継がれる美意識と
伝統の職人技が生み出す、こだわりの美しさは、
着ける方の個性をきらりと輝かせます。
贈り物としてもおすすめできる品々です。

【開催中】受け継がれる金細工フェア 11/9(土)~11/17(日)

伝統に裏打ちされた金細工の深い味わいと、
現代的なモード感覚を融合させた独特の世界観をもつ、
フェデリーコ・ブチェラッティ。

希少素材をあしらった特別な1点物をはじめ、
父子相伝の高度な技を受け継ぐ職人たちが
手間と時間を惜しみなく注いだジュエリーを集めて、
<受け継がれる金細工フェア>を開催いたします。

週末2回を含む9日間の開催となります。
皆様のお越しを心よりお待ち申し上げております。

開催日時 2019/11/9(SAT)~11/17(SUN)
開催場所 フェデリーコ・ブチェラッティ髙會堂六本木店
東京都港区六本木4-2-45 TEL:03-3405-7131
営業時間11:00~18:00

190828_fb113630.jpg

クローズアップ20.ファルファッラ(蝶)のブローチ

蝶はイタリア語では"ファルファッラ"と言います。
言葉の音を聞くだけで、蝶が軽やかに舞う姿が
イメージできそうですね。

蝶の姿には左右対称性や規則正しい模様があり、
デザインをする上で、魅力的なモチーフのひとつです。
また、脱皮して、大きな羽根で飛び立つ姿から、
ヨーロッパでは幸運、復活の象徴ともされてきました。

フェデリーコ・ブチェラッティのサロンには、
いつもたいてい何頭かのファルファッラがいます。
今回は最も小さなブローチをご紹介しましょう。

_DSC0817-2.jpg
横の最長部分はたった3cmほどですが、
目を見張るほど繊細なインチーゾがほどこされた
ホワイトゴールドの羽根がシルキーな輝きを放ち、
並みならぬ手仕事であることは一目でわかります。

素材を活かした細工の美しさとともに
特徴的なのは蝶の造形です。

蝶のブローチにありがちな甘やかさを廃した
クールな三角形の羽根。
下方の先端は尖って外側に反っています。
このちょっとしたカーブが、
強さと躍動感を与えています。
_DSC0821-2.jpg
羽根の模様は非対称で少しずつ異なり、
縁取りの彫刻とともに、
有機的な情趣が感じられます。

頭や胴体部分は、クラフツマンシップの極致。
単にきれい、かわいい、というのではなく、
神秘的な形態を様々な技法でリアルに表現することで、
生き生きとした深みのある作品に仕上げています。

緻密な金細工で表情豊かに作られた
各パーツのひとつひとつの面白さに、
時間を忘れて見入ってしまうことでしょう。

小さなブローチだからこそ、
アクセントとしてあしらうというより、
端正なコートやスーツ、ニットなどの襟元に、
きちんと緊張感をもって着けていただくことで、
エレガントな雰囲気と趣味の良さが際立ちます。

自然を観察し、自然から学び、
その意匠をジュエリーに仕上げる過程では、
まさにさなぎが蝶になるような、
舞台裏での粛々とした努力と情熱があります。
_DSC0824-2.jpg
熟練の職人たちの手から生まれた
小さな芸術作品のようなブローチ。
部屋の片隅に飾っておくだけでも、
美しい輝きに心なごむ一品です。

クローズアップ19. 祈りを託すロザリオリング

カトリック教国であるイタリアでは、
ロザリオはとても神聖かつ身近なアイテムです。
ロザリオとは「バラの冠」の意味で、
長い数珠のように連ねた珠のひとつひとつを
バラの花と見立てています。
聖母マリアへの祈りを唱える際には、
珠を繰るようにロザリオを回していくのだそうです。

そうした伝統を背景として生まれた
フェデリーコ・ブチェラッティの《ロザリオリング》。
一見すると、なめらかなインチーゾが美しい
シンプルなデザインリングのようですが、
じつは 驚くような仕掛けが隠されています。

_DSC0841-2.jpg

まず何より目を引かれるのは、センターに配した
プリンセスカットダイヤモンド周りの細工ではないでしょうか。
クラシックな彫模様が幾重にも取り巻き、とても華やかです。
ロザリオのクロスをイメージさせる、厳かな雰囲気も漂うようです。

リングの周囲には、ボール状のゴールドモチーフが
10個並び、輝きを象徴するような彫模様に囲まれています。
その数は、一連のロザリオが10個の珠から成ることに由来しています。

_DSC0843-2.jpg

まるでバラのつぼみのように細やかな珠の彫刻表現と、
リングを縁取り、極小の珠が整然と並ぶペルリナーティ。
緻密な手仕事をご覧ください。

_DSC0846-2.jpg

そして、このリングの秘密の仕掛けですが...、
写真ではおわかりになり難いかもしれませんが、
リングが二重構造になっているため、
外側のリングだけを動かして回すことができます。

_DSC0838-2.jpg

つまり、小さなボールを順に繰りながら
クロスのダイヤモンドまで触れていくことで、
ロザリオを回すのと同じような意味合いを
込めることが出来るようになっています。

人生の折々に、祈りたい時は、
宗教・国籍に関わらず誰にでも訪れるものです。

たとえばご自身の夢や願いをかなえたい、
あるいは大切な誰かのために祈りたいという時、
このリングをそっと回しながら、
想いを託してみてはいかがでしょう。

うれしい時も、つらい時も寄り添って、
祈りの記憶を重ねてくれる、1本のリング。
それはきっと他には代えられない、
価値ある存在になるに違いありません。

コレクション19."ギリシャライン"のコーディネート

レースのように繊細な細工の作品が多い、
フェデリーコ・ブチェラッティの中で、
ひときわ異彩を放つ存在が、
"ギリシャライン"のコレクションです。

古代ギリシャの黄金比から着想を得た
幾何学模様をモチーフとして、
モダンな装いにも調和する着けやすさで、
時代を超えて愛されているシリーズです。

はっとさせるようなラグジュアリーな輝きは、
表面に一分の隙もなくほどこされた、
極細のインチーゾ(ヘアライン)や、エッジの彫模様など、
精密な職人の手仕事から生み出されています。

"ギリシャライン"のすべてのアイテムは、
イエローゴールド、ホワイトゴールドともに
オーダーいただくことができますが、
地金色によって魅力が異なりますので、
今回は両方のカラーでのコーディネートを
ご紹介いたします。

イエローゴールドのコーディネート例です。
190226_fb111204_re_com.jpgベースは非常に薄いゴールドプレートで、
バングルやリングの裏側は、一部が開放されています。
着脱したり、動いたりする際にかかる力を逃がし、
快適に、長くお使いいただくための配慮です。

バングルにはインチーゾだけでなく、
全体に手の込んだ装飾模様が彫られています。
軽やかな中にも、イエローゴールドらしい豊かさや、
クラシックな重厚感が感じられます。

揺れるロングピアスが醸し出す甘やかさを、
ボリュームのあるバングルとリングが、
きりっと引き締めてくれるでしょう。

こちらはホワイトゴールドのコーディネート例です。
190226_fb111210_re.jpgシルクサテン生地のような、なめらかな光沢が美しい
存在感のあるバングルとリング。
さざ波のように白い光が回遊する美しさは、
優れたインチーゾ仕上げの賜物です。

また、曲線に縁取られたラウンドモチーフのピアスも、
お顔周りに女性らしい華やかさを添えてくれます。

"ギリシャライン"のデザイン性は、
見る人に忘れられない印象を残すほど大胆です。
それだけに、その一つを身に着けるだけで、
颯爽と歩きたくなる力強さがあります。

まばゆい日射しを優雅に照り返し、
素肌を艶やかに見せる"ギリシャライン"。
真夏の装いの主役としても活躍するジュエリーです。

クローズアップ18. バロックパールのペンダント

古くから、不定形な真珠や宝石のことを
意味していた"バロック"という言葉は、
16世紀後半から18世紀前半にかけて、
ヨーロッパを中心に広まった美術様式
"バロック様式"の語源ともなりました。

その頃から、自然の産物である特別なフォルムの、
いわゆるバロックパールが珍重され、
個性的な美しさを主役とした
バロックパールジュエリーが、貴婦人たちに
もてはやされるようになっていったのです。

今回ご紹介するバロックパールのペンダントには、
そうした歴史的な背景や伝統美をも
感じていただけるのではないでしょうか。

_DSC0833-2.jpg
内側から放たれる、有機質らしい柔和な光に、
生命の輝きさえ思わせる、白蝶真珠のバロック珠。

その柔らかく儚げな一粒を慈しみ、
そっと包み込むようにフレームが作られています。

完全にパールのラインに沿わせているのではなく、
やや浮かせたようになっている部分もあるため、
パールのふんわりとしたムードが伝わります。

_DSC0835-2.jpg
それでいながら、フレームには
ラマージュと呼ばれる凝った細工が丹念にほどこされ、
生き生きとした小枝のような力強さがあります。

また、石留にきらめくダイヤモンドは、
こぼれ落ちる水滴のようにピュアな表情を見せながらも、
しっかりとパールを支える役割を果たしています。

トップとネックレスチェーンを繋ぐ部分にあしらわれた
三枚の葉の意匠も目を惹きます。

_DSC0831-2-2.jpg
小さな一枚一枚の葉の丁寧な彫刻には、
高度な職人技を見ていただけることでしょう。

着けた時にトップが綺麗に揺れるように、
インチーゾを施したボールをアクセントとしながら
組み込んでいるのがおわかりになるでしょうか。

チェーンの長さは約60cmで、ややロングサイズ、
パールのトップの長さは約1.6cmです。
_DSC0831-2.jpg
同じものは他にひとつとして存在しない、
貴重な作品でもありながら、
リアルクローズに合わせやすい
ファッション性の高さも魅力です。

パールとゴールドとの麗しい輝きの対比。
素材の競演が際立つペンダントです。

クローズアップ17. レッタンゴラーレ(長方形)のリング

大きめの長方形モチーフに細い腕のついた
クラシックタイプのリングは、
置かれた状態のシルエットとして見ますと、
やや個性的に感じられるかもしれません。
しかし実際にお着けいただくと、指におさまりよく、
とても端正な印象を与えてくれます。

こちらのリングでは、まずセンターにあしらわれた
ルビーの美しさに魅了されることでしょう。
長方形というソリッドなフォルムの中で、
ルビーの女性らしい甘やかな色調が際立ちます。

_DSC0560-2.jpg
ルビーの周囲にはブリリアントカットの大粒のダイヤモンドが
8石並べられています。

小粒のダイヤモンドもたくさん散りばめられていますが、
その中に、ホワイトゴールドの小さなボールが
ポイントとしてあしらわれているのを、
ご覧いただけるでしょうか。
異なる素材の輝きが、複雑な陰影をもたらしています。

_DSC0558-2.jpg
側面から見ますと、ボールも際立って見え、
腕部分のホワイトゴールドの細工とも、
カラーがさりげなくリンクしていることがわかります。
また、側面にはシルクサテンのような極細の線のインチーゾ
さらに最下部には、スグーチェと呼ばれる深い線彫りが
施されていて、まさに彫金による光と影の競演、といった
見ごたえのある素晴らしい眺めです。

ダイヤモンド周りの金細工による曲線や、
四隅の流麗な彫刻もとてもエレガントで、
豪華な中にも優しい繊細さが漂います。

_DSC0566-2.jpg

裏側からも、美しい仕上げをご覧いただけます。

_DSC0568-2.jpg

ベゼル(トップ)のスペースが広いからこそ、
金細工のクラフツマンシップを、
存分に楽しむことができるリングです。
_DSC0565-2.jpg
こちらもまた、ルネサンス様式からの意匠をベースに、
フェデリーコ・ブチェラッティの美意識と技により、
時空を超えて新たに再構築されたデザインのひとつです。