TOPICS

【臨時休業のご案内 3/19-21】

お客様各位

平素よりフェデリーコ・ブチェラッティ髙會堂六本木店をご愛顧いただき、誠にありがとうございます。
下記期間において貸切イベントを行いますため、臨時休業とさせていただきます。

日時:3月19日(火)より3月21日(木・祝)まで

22日(金)より通常どおり営業致します。

何卒宜しくお願い申し上げます。

株式会社髙會堂六本木

クローズアップ14.クラシックモダンなリング

現代ではファッションアイテムの1つとなったリングですが、
その起源をたどりますと、今から4000年以上も前、
紀元前の古代エジプトの遺跡から金銀のリングが出土しており、
すでに魔除けや護符、あるいは権威の象徴として
リングが作られていたことが知られています。

その後、特に古代ギリシャ、古代ローマにおいて、
さまざまなデザインのリングが作られていきました。
古代ローマでは、鉄製の指輪を婚約指輪(契約の証)とした
ことなどが資料に残されているそうです。
イタリアにおけるリングの歴史が、いかに古く、
多くの人生の物語を彩ってきたかがうかがわれますね。

今回は、そうした宝飾史における伝統を踏襲しつつ、
新しいアプローチによってモダンな趣が加わった、
存在感あふれるリングをご紹介いたします。

場面の広い、大ぶりなトップ部分を、
細めのアームが支えるタイプのリングは
フェデリーコ・ブチェラッティではクラシックスタイルと呼び、
このトピックスでも、何度か登場してきました。

_DSC0144.jpgのサムネイル画像
こちらのリングは、0.7カラットのセンターダイヤモンドの
美しさを称えるかのように、12石のブリリアンカットの
ダイヤモンドが贅沢に取り巻いています。
さらに周りをぐるりと囲むホワイトゴールドの細工は、
これほどのダイヤモンドの煌めきにもまったく引けを取らない、
気品にあふれた華やかさです。
_DSC0157.jpg

クローズアップしてよく見ていただくと、
センターストーンの台座部分のイエローゴールドが、
ほかの部分のイエローゴールドよりも、
ワントーン濃い色になっていることが
おわかりいただけるでしょうか。
つまりこのリングには、2色のイエローゴールドが
使われているのです。
_DSC0144yori.jpgのサムネイル画像

このように仕上げていくためには、職人の熟練の技と、
高い感性が求められます。
地金の色に濃淡をつける、という斬新な手法によって、
センターダイヤモンドがより立体的に強調され、
その煌めきはいっそう際立って見えます。
ぱっと見ては気づかないほどの僅かな違いが、
リング全体に、あか抜けた印象をもたらしています。

また、サイドからご覧いただきましても、
流れるような優雅なシルエットと
バランス良く組み合わせられた繊細な細工に、
見入ってしまわれるのではないでしょうか。

_DSC0152.jpg

リングのアーム部分のエレガントな曲線も、
表からは見えない部分ですが、
伝統の技があますところなく施され、
さらに洗練されたスタイルに仕上げられています。

_DSC0163.jpg

単にクラシックな形を再現するのではなく、
かといって、目新しさでモダンに見せるのでもなく、
脈々と受け継がれてきた美意識を尊重しつつ、
時代を超えて、どのように進化させていくべきかを常に探求する。
それがフェデリーコ・ブチェラッティの
ジュエリーデザインにおける哲学でもあります。

この1本のリングにも、
ブランドの過去、現在、未来のすべてのエッセンスが
こめられているといえるでしょう。

ミニリーフレットをご希望される方へ【お申込みページ】

<<こちらをクリックし、お申込みください。>>cover R.JPG

最新のミニリーフレットを、ご希望の方にプレゼントいたします。

1919年、ブチェラッティの名が
ジュエリーブランドとして産声を上げてから、
フェデリーコ・ブチェラッティは
熟練した職人によるハンドメイドに愚直にこだわり続けています。

手づくりだからこそできる、多彩で多種多様なアイテムは、
オーナーであるファミリーでさえも、その数を正確には把握しきれないほどです。

今回のミニリーフレットでは、数多くあるアイテムの中から、
デイリーにも着けやすく、アイコニックなものを中心にご紹介しています。

最高級でもシック、目を奪う存在感がありながら上品でエレガントなフェデリーコ・ブチェラッティの
ジュエリーの数々をお愉しみ頂ければ幸いです。

株式会社髙會堂六本木

クローズアップ13.エメラルドのネックレス

今年最初のクローズアップといたしまして、
故フェデリーコ・ブチェラッティがデザインし、
ベネデッタ・ブチェラッティが仕上げた、
クラフツマンシップの結晶ともいえる、
エメラルドのネックレスをご紹介します。

まずはこの、ドラマティックな存在感がありながら、
極めて自然な情感あふれる、優美な佇まいをご覧ください。

2789.jpg

カーヴィング(彫刻)を施した26石のエメラルドの実と、
葉に散りばめられた62石のローズカットダイヤモンド。
柔らかな光彩が、金細工の醸し出す陰影に
見事にマッチしています。
実りの豊かさ、香しさが漂うようなネックレスです。

2790.jpg

今にもこぼれ落ちそうな、エメラルドの実を支える茎の曲線、
ガク部分に施されたインチーゾ、尖りのある葉の細工...。
ひとつひとつ微妙に異なった意匠で、生き生きとした表情です。
ルーペでのぞくと引き込まれてしまうほど、
有機的な世界が繊細に作り上げられています。

どのパーツも重なることなく透け感が保たれているため、
植物らしい軽やかさ、のびやかな生命力さえ感じられます。

2793.jpg

審美性を損なうことなく設けられた留め金部分と、
ネック周りにしなやかに沿うように、細かく繋げられた葉のパーツ。
ローズカットダイヤモンドが後ろ側まで並んでいます。

2797.jpg

裏側から見ても刺繍のように美しい、と思わせるほど、
石に光を通すための窓が、丁寧に形作られています。

2800.jpg

細部に至るまでブランドの美意識を宿し、
手間も時間も惜しむことなく完成させた、
職人魂をも感じさせるクリエイションだからこそ、
いつまでも色褪せることなく、時代を超えて、
その美しさを讃えていただくことができるに違いありません。

コレクション18. シルバーのトレイ

今年100周年を迎えるブチェラッティの歴史は、
宝飾師であると同時に、金銀細工職人(ゴールドスミス)の店
として始まりました。
現在も、フェデリーコ・ブチェラッティにとって、
伝統的な職人技術による銀の装飾品や銀食器等の製作は、
ジュエリーと等しく重要な仕事です。

1987年に開催されたヴェネツィア・サミットにおいては
イタリア共和国より各国首脳に教会を彫った銀の箱が贈られました。
また1996年にイタリア共和国がバチカン市国を公式訪問した際には、
ブチェラッティの銀の箱が携えられていました。
フェデリーコ・ブチェラッティは、イタリアの伝統工芸の分野においても、
一翼を担っているといっても過言ではありません。

芸術的価値の高い作品は数々ありますが、
今日は、お気に入りのジュエリーを置くこともできる
かわいらしいシルバーのトレイをご紹介しましょう。
fb107666_re_dm.jpg
6cm×6cmほどの、手のひらサイズのトレイです。
柔らかい布のドレープを思わせる、質感の表現が上品です。
また、ふちに施された繊細かつ深い彫りの細工には、
手仕事による並みならない技が光ります。
さりげないものであるからこそ、センスが伝わる一品
といえるでしょう。

フェデリーコ・ブチェラッティのリングを乗せてみますと、
当然ですが、とてもよく似合います。

明るい空色のターコイズを丁寧なゴールドの細工で包み、
ホワイトゴールドのボディにインチーゾの仕上げを施した、
カラーコンビネーションが美しいクラシックなリングです。
この特別なトレイの上に乗せると、
まるでソファに優雅に座る貴婦人のような雰囲気です。

シルバートレイには、メッセージや日付なども刻印できますので、
贈り物としても最適です。
きっと誰が手にされたとしても、何か大切なものを入れよう、
とわくわくされるに違いありません。

髙會堂六本木店ではこのほかにも、シルバーのオブジェ、
フォトフレーム、小物入れ、大皿やスプーン、文具など、
暮らしの中に一つ加えるだけで、心が豊かになるような品々を
たくさんご用意しています。
ジュエリーとともに、素敵なシルバーコレクションもぜひご覧ください。

コレクション17.高貴なグリーンのジュエリー

先月のフェアに際しましては、多くのお客様にご来場いただき、
心より御礼申し上げます。
2018年も残すところあとわずかとなってまいりました。

大切な方々にお逢いする機会も増えるこの季節。
今日はホリデーシーズンのお出かけにも似合う、
気品あふれるコレクションをご紹介いたします。

fb107644_re_dm2.jpg

艶やかな深いグリーンのネフライトをセンターに据え、
ダイヤモンドと金細工で華やかな縁取りをしたペンダントは、
小ぶりで使いやすいサイズですが、着ける人の美意識の高さが
伝わるような、シックな高級感があります。
(チェーンは全長50cmの別売品となります。)

そして、古典的なイタリア絵画の中で、美しい女性の耳元に
描かれているような、趣のある端麗なロングピアス。
センターは透明感のある深緑が上質さを感じさせる
ティアドロップ型の翡翠です。

よく見ると、石留の金細工の外側に、
少しツンと飛び出たような箇所があります。
光の放射を模したような、このわずかなアクセントが、
全体のデザインをシャープに引き締めています。

上下パーツをつなぐ8の字型の留め具部分にも
丁寧なインチーゾが施されています。
このパーツによって、ふとした動きに応じて、
ピアスがお顔まわりに優美にたゆたい、
魅力的に印象づけます。

ネフライトや翡翠の、ほのかに黄色味を含むグリーンは、
東洋人の肌色には、よく馴染みます。
古代中国では、どのような宝石よりも珍重され
持つ者に多くの徳を与えると言い伝えられてきました。
また日本では翡翠は国石となっていて、格式の高さを
物語る石です。

そうした背景のためか、これらのジュエリーも
イタリアらしいクラシックスタイルではあるのですが、
どこか東洋的なニュアンスも漂い、
フォーマルな席にもふさわしい高貴な品格を備えています。

もちろん、フェデリーコ・ブチェラッティの透かしのリングと
合わせていただけば、より完璧なコーディネートとなるでしょう。
背すじまでもスッとのびるようなお気持ちで、
素敵な時間を過ごしていただけることと思います。

クラシックスタイルフェア 11/17(土)~11/25(日)

イタリアの伝統と美意識を、精緻な金細工で表現する
フェデリーコ・ブチェラッティ。
髙會堂六本木店にて、11/17(土)~11/25(日)
"クラシックスタイル フェア"を開催いたします。
ローマから到着したばかりのハイエンドなコレクションを含め、
父子相伝の技を継ぐ職人達による、
最高峰のジュエリーが一堂に集まります。

このたびは期間を延長し、
週末2回を含む9日間の開催となります。
皆様のお越しを心よりお待ち申し上げております。

開催日時 2018/11/17(SAT)~11/25(SUN)
開催場所 フェデリーコ・ブチェラッティ髙會堂六本木店
東京都港区六本木4-2-45 TEL:03-3405-7131
営業時間11:00~18:00

180827_fb108813_re_g2_fb.jpg

クローズアップ12. 黒蝶真珠のネックレス

黒蝶真珠には、白い真珠とはまったく異なる
独特の雰囲気があり、お好きな方もとても多くいらっしゃいますが、
黒蝶真珠のみの一連のネックレスとなりますと、
どちらかというと落ち着いた印象が強いかもしれません。

今回は、モード感もあり、大人の女性らしさが薫りたつような、
ブラックパール(黒蝶真珠)とゴールドのネックレスを
クローズアップいたします。

青緑がかった深い色が美しい、約9mm~10mmの黒蝶真珠と
フェデリーコ・ブチェラッティで"インチーゾ・リガータ"と呼ぶ、
極細の線彫りを施したゴールドの珠とを、
アシメトリーに組み合わせました。
2503.jpg
このような大胆なコンビネーションだけでも
あまり見かけないデザインですが、
黒蝶真珠の品質や金細工の仕上げが
もっと凡庸なものであったとしたら、
ここまでの存在感はおそらく得られないことでしょう。

2581.jpg

ゴールドの珠の上を滑るように舞う、
インチーゾ・リガータのシルキーな光と、
黒蝶真珠の神秘的な奥深い輝きが調和して、
濃厚でありつつ、上質なエレガンスが感じられます。

また、ネックレスの留め金も、インチーゾ・リガータの
珠の1つとして溶け込むように作られています。
2608.jpg
フェデリーコ・ブチェラッティでは、
どんなパーツでも、不自然に添えるということはなく、
どこから見ても一つの作品として完璧であるように、
仕上げています。

留める時には、後ろ手ではなく、前で合わせることができ、
全体の重さもしっかりと支えることができる、
実用面においても優れた留め金です。
2612.jpg
ダイナミックな意匠ながら、シンプルにまとめあげ、
着ける人を粋に際立たせる、
イタリアの美意識と、確かな仕事ぶりを、
この1本のネックレスからも感じていただけることと思います。

クローズアップ11. ピンクコーラルのカクテルリング

今回のクローズアップでは、ふんわりとした淡いピンクのコーラル(珊瑚)
で仕立て上げた、華麗なカクテルリングをご紹介いたします。

真珠と同じように有機質であるコーラルは、 ナチュラルな優しい質感が魅力で、
特にこのような淡いピンクカラーは、 ヨーロッパでは"エンジェルスキン"
とも呼ばれ、稀少価値が高いものです。
フェデリーコ・ブチェラッティではこの素材を好んでよく採用しますが、
繊細な金細工や植物モチーフとの相性も良く、 甘美な女性らしさを
醸し出してくれます。
2507.jpg

クローズアップして見ていただくと、石留めの部分に、丁寧に葉の彫刻が
施されているのがおわかりになるでしょうか。
すべて微妙に形が異なっていて、 これだけでも相当な技と時間を
要したことがうかがわれます。

また、五弁の花型に留められたサファイアが、贅沢に一周あしらわれ、
甘さを引き締めて気品を添えています。
上から見るとロイヤルブルーのレースの縁取りのようでもあり、
高貴な美しさを放っています。
2508.jpg

最も素晴らしいのは、リング全体にほどこされた 金細工の表現です。
重なりあう葉には深い彫りがほどこされています。
その巧みな技によって複雑な面が生み出され、 まさに職人技による
繊細かつ大胆な輝きがもたらされています。
所々に輝くホワイトゴールドの茎がアクセントになっています。

リングのアームから石留めに至るまで、まるで燃え上がる炎のような
流麗なフォルムに仕上げられ、フェデリーコ・ブチェラッティの
「ひとつの芸術作品として作り上げる」技量を見ていただけると思います。

このようなカクテルリングは伝統的に、カクテルパーティーのような
優雅な宴席で、クリスタルのグラスを支える指先に映えるように、
大ぶりのカラフルな宝石を使って作られてきました。

しかし優しいピンクのコーラルは肌になじむ色ですので、
大きくても目立ち過ぎることはありません。
かなりボリュームはありますが、サイドの幅が抑えられて着け心地も良く、
洗練されたシルエットです。

気負うことなく、遊び心を持って、ちょっとしたお出かけの際にも、
お着けいただくことができる素敵なリングです。

コレクション16. スパイダーネット

フェデリーコ・ブチェラッティでは、シーズンコレクション名や、
シーズンごとのテーマは設けていません。

トレンドを追うのではなく、
昔ながらの伝統的なクラフツマンシップを粛々と守り、
腕利きの職人たちが、惜しみない時間と労力を注いで、
1つ1つ、唯一無二の芸術作品のように制作してきました。
現在ではその型数も、数えきれないほど多くなっています。

伝統的なデザインパターンやテクニックも無数にありますが、
中でも特徴的なものには呼び名があり、
お客様からも愛称のように親しんでいただいています。

こちらでも何度かご紹介いたしましたが、
レースのような"スフォラータ"、
極細のラインでシルクのような光沢を出す"インチーゾ"
唐草模様のような"グラフィート"なども、代表的な技法です。

そして今回は、"スパイダーネット"と呼ばれる
自慢のテクニックについて、ご紹介したいと思います。

まさに「蜘蛛の巣」のような繊細さ、軽やかな美しさをご覧ください。
fb107619_re_dm_com.jpg
1枚のゴールドのプレートを、糸鋸でくり抜き、
ぎりぎりまで細いラインだけを残すように、
ヤスリをかけて仕上げた透かしのハンドワークです。
熟練の職人にのみ許され、 受け継がれてきた高度な技法です。

特に、このリングに施された"スパイダーネット"には、
驚かれる方が多くいらっしゃいます。
曲面に流れるように作られた網目模様は優美そのもの。

網目のサイズや形はそれぞれ微妙に異なっており、
人の手による自然な温もりが、優しい雰囲気を広げます。

センターの花の細工とダイヤモンドもエレガントで、
いかにもという豪華さではないのに、
ありふれたジュエリーとは、ひと味もふた味も違う、
高貴な気品が香り立つようです。

丸いペンダントの方も、"スパイダーネット"の透け感を
ベースとして、ダイヤモンドが対照的に、浮き出るように輝く、
手の込んだ一品です。
日常にも着けやすいシンプルなデザインですが、
さりげなく目を惹く高級感があります。

イヤリングは"スパイダーネット"ではありませんが、
エッジの透かしがアクセントになっていて、
"スパイダーネット"のジュエリーに合わせていただけます。
ややモダンな印象もある個性的な形ながら、
幅広い着こなしに似合うデザインです。

たとえば初めてお越しいただいて、フェデリーコ・ブチェラッティの
ファーストアイテムに迷われる際などには、
ブランドを代表するテクニックの中から
お好みのスタイルをお選びいただき、
少しずつ揃えていかれるのも、一案ではないかと思います。

まずはルーペでじっくりと、繊細な宇宙をお楽しみください。