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クローズアップ10 ヒナギクとスミレの葉

過日開催いたしましたクラシックスタイルフェアでは、
寒い中、多くのお客様に足をお運びいただきました。
この場を借りて、心より御礼を申し上げます。

さて、年内最後のクローズアップシリーズ。
今回はすてきな植物のジュエリーを2点ご紹介します。

まず、ヒナギクの葉のピアスです。
ヒナギクはイタリアの国花でマルゲリータと呼ばれます。
(ちなみにピッツァ・マルゲリータは王妃の名前に由来しています。)
種類が多く、色とりどりの愛らしい花をつける植物ですが、
フェデリーコ・ブチェラッティでは葉に注目しています。

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ヒナギクの葉は細かい産毛のようなものに表面が覆われて、
ふわっとした感触があります。
その柔らかいイメージが、マットゴールドで表現されています。
くるんとカールした茎、垂れ下がる丸いつぼみが、
愛らしいアクセントです。

左右どちらの向きで着けるのが正しいのでしょう?と
お尋ねをいただきますが、お好みで構いません。
つぼみがフェイスラインに沿うようにお着けいただくと、
落ち着いた、エレガントなイメージになりますし、
外側によく見えるように着けられますと、
より生き生きとした魅力をお楽しみいただけると思います。

また、こちらは、フェデリーコ・ブチェラッティで数ある
植物モチーフの中でも、シンプルな着けやすさで、
人気の高いスミレのチョーカーネックレスです。
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よく見ると葉の茎が左右別々の方向にカールしています。
小さく奥ゆかしいスミレの花、さらに小花のモチーフが
一列に並び、繊細でリズミカルな表情があります。
日常の装いにもさり気なく、上品な華やぎを添えるデザインが、
人気の理由といえるでしょう。

ピアスもネックレスも、花よりも葉が主役です。
じつは、フェデリーコ・ブチェラッティには、
石留め職人がいるのと同様に、
葉の制作を専門とする職人もいます。

自然の意匠を讃えつつも、単なる描写にとどまらず、
美しく洗練されたジュエリーに仕上げるため
創意工夫と職人技が熱心に探究され続け、受け継がれているのです。
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そのように代々続くクラフツマンシップがあるからこそ、
いつまでも枯れることなく美しい、価値あるジュエリーが生まれます。
光あふれる自然の中にある小さな生命の輝きが、
この2つのジュエリーにも、そのまま息づいているようです。